このブログは大手結婚相談所、他のIBJ加盟の結婚相談所を2社利用したけど成婚することができなかったG子さん(33歳)の成婚までのお話です。
G子さんの成婚レポートです。
💖33歳成婚者(G子)
第1話:自己紹介/全10話
G子33歳。
※お相手は30歳💙
- 頭を使うのは好きだが、言葉や表情でのアウトプットは苦手。
- コミュニケーション能力に問題あり。
- 職業柄、基本どんな人に対しても上からの対応のためか、人の気持ちを深く考えることは苦手。
- 自分からはあまり喋らない。
- 家でも職場でも基本聞き役。
- 理系人間
- 現実主義。
- 無駄なことが嫌い。
- 中身は男らしい。
- よく「男っぽいね」と言われる。
- あまり周りの事に興味がない。
- 感情が動くことが少ない。
- 自分に自信がない。
- 見た目は自分で言うのも気がひけるが女性らしいタイプ。
- それだけに余計に男性からは見た目と中身の男らしさや普通とずれてしまっている言動のギャップに驚かれる。
- 女性特有の気分のアップダウンはないので、とても図太い。
- 当然合コン=無駄なことと思っていたため、そういったものにはほとんど行ったことはなく、男性とは基本的に仕事の話しかしない。
- とにかく恋愛力は底辺。
- 男性に媚びたり可愛い発言ができる人をある意味「すごいな〜」と思っていた。
(婚活のスタート)
婚活終了の約2年前、2015年7月。
まだ31歳だった私は念願の東京住まいをスタートさせた。
この頃の自分は好きな仕事をして、好きなところに住んで、好きなものを食べて、あまり贅沢をする性格ではないが、しようと思えばできる余裕もあり、欲しいもの全てが手に入ったかのような気になっていた。
しかし、ふと休日の一人きりの時間、「このままで自分の人生良いのかな?」という気になる瞬間もあった。
この先の人生一人で生きていけないわけではないけど、一人で生きていくのは違うかもしれないと思い、だいぶ重い腰を上げて婚活をスタートすることとした。
最初の婚活はいわゆる結婚情報サービスと言われるところに入会した。
ここでは学歴も良く、年収も高い、様々な職業の方にお会いすることができた。
しかし、「自分がいいなと思う人からは断られ、ちょっと違うかなという人からは好かれる」ものの、なかなか気持ちが盛り上がらずということを繰り返し、IBJ加盟の結婚相談所への移籍を考え始めた。
ただ、ここで学んだこともある。
純粋に行動をすれば出会いは広がるということだ。
また、若いほど婚活には有利であることも教えてもらった。
そして、結婚相談所への移籍を考え始めた時に、数打てば当たるのか自分基準でまともだなと思う人から交際を申し込まれ、久しぶりの彼氏もできた。
彼は典型的な理系男子だった。
そんなに会話も上手じゃなかったが、不思議と居心地は良かった。
仕事も家事もしっかりできるタイプだった。
ここから順調に進むかと思ったが、やはり今まで結婚できなかった問題点だらけの自分のため、お互い結婚を考えてお付き合いをスタートしたはずが、自分のダメさ加減やもともとのモテない思考でどんどん交際は思うように行かなくなり、数ヶ月でお別れすることとなった。
交際終了に近づくにつれて大切にされていないなと思う事も多くなり、結果的にそれでよかったと思った。
せっかくだから最後に彼に自分のダメなところを聞いたらあまりにもたくさん出て来て驚いたが、それが事実だとも思った。
また、彼からは「婚活は自分磨きをするものだよ。」とも教えてもらった。
きっとあまり合コンに行ってもモテるタイプではないであろう彼も頑張って自分磨きして、どうやったらモテるのかを考え努力したのだろうなと思った。
「自分も何かしら頑張らないと結婚までは遠いのかな。」と漠然と思った。
また、もう一つ言われたのは「もっとわがまま言っていいんだよ。」という事。
これに関しては「わがまま」って何かわからず疑問だった。
彼が意図していたことがわかるのはそこから1年ほど後になる。
1つ目のIBJ加盟の結婚相談所での活動
彼とのお付き合いが終了してから、結婚情報サービスでは自分は難しいなと思い、1つ目の結婚相談所での活動が始まった。
カウンセラーさんはとても優しく上品な方だった。
ここでは婚活業界において女性の割合が高く大変であることは教えてもらえた。
「10歳くらい上の人までは見ないとダメよ。」と言われた。
そして、カウンセラーさんから一回り以上年齢が上の人をお勧めされ、「この人素敵じゃない。」とプロフィールを見ながら言われた人も、確かにお見合い写真は爽やかだったが、一回り近く上だし、自分の理想とする相手男性とはかけ離れていた。
その場では「素敵ですね〜。」とは言ってみたものの、「ちょっと違うけど。」と正直思ってしまった。
ただ、「あなたなら大丈夫よ。」と言われて、それに安心していた部分もある。
そして、活動は全くうまくいかなかった。
幸いお見合い写真写りが良いと思われる自分はお見合いそのものは一回り以上上じゃない好条件の人とも組む事はできた。
ただ、お見合いで1時間話しただけなのに、断られることが続いた。
しかも、自分が思うに特別人気があるとも思えない人からもあっけなく断られることに驚いた。 また、仮にお見合いでOKになっても交際2,3回で消滅してしまうこともあった。
10人ほどお見合いしてもOKしてもらえたのは2人だけ(自分からはよっぽどの対応をされた1人以外は断っていない)。
1日に3人お見合いして3人連続でお断りされた事もある。
あまりにも断られるため、カウンセラーさんに相談するも、「わからない」と言われ、途方に暮れた。
服装の色だけ指摘されたが、「デートでその服を着ているわけじゃないしな〜。」とアドバイスもしっくりこず、また自分なりに頑張るしかなかった。
もちろんカウンセラーさんは基本優しくいい人なので、話は聞いてくれる。
また、「いつか出会えるから。みんな頑張っているし、一緒に頑張りましょう。」とは言ってくれる。
ただ、優しい言葉をもらっても、何も先に進まないことに残念さを感じた。
もう正直、「新手の詐欺なのか」とまで疑ってしまうほどだった。
さらに、追い討ちをかけるように、お見合い相手から「変わってますね。」と直接言われてお断りされショックを受けることもあった。
基本的にメンタルは強いと言われる自分でも、さすがに心が折れそうになった。
婚活の場合は勉強や仕事と違って何をどう努力していいかもわからない事が一番辛かった。
そして、先が全く見えない。
勉強も仕事も頑張ってコツコツやれば結果は必ずついてくる。
しかし、婚活の場合には「何を頑張ればいいかわからない」上に自分だけの問題ではなく、相手ありきだと思うと絶望的だった。
それにも関わらず、時間だけが刻々と過ぎて行く。
そこに年を取れば取るほど婚活で不利になるという呪いがかけられるから余計に息苦しくなる。
この時期は一番心が病んでいた時だと思う。
2つ目のIBJ加盟の結婚相談所での活動
このままの活動ではお金も身も持たないと思い、2つ目の結婚相談所へ入った。
ここでもやはりそれなりの相手を希望するなら「10歳上くらいの人まで見なさい」と言われた。
そして、ここではお見合いの仕方を教えてくれるということだった。
確かに少しテクニック的に教えてもらえて安心感が出たのか、前よりも交際につながることは少し増えた。
そんな中、自分が素敵だなと思える人とも交際にはつながった。
ただ、直感的にここまで上手くいかなかった自分がその人との交際だけが順調に行き、結婚までつながるとはとても思えなかった。
また、担当の方も頻繁に変わってしまい、何をどこまで信用して話していいのかわからないという部分もあった。
最初の2つの結婚相談所はとにかくカウンセラーさんにすら人と壁を作りやすい自分としては心を開くこともあまり出来なかったし、さらに納得するアドバイスもあまりもらえず不信感だけが増していってしまったように思う。
そして、「本当に自分は結婚できるのだろうか!?」という不安に押しつぶされそうになってしまっていた…
G子さんは、男性との会話が苦手だけでなく人とのコミュニケーションをとるのも苦手な女性でした。
自分の何がいけないのか?
どうしたらいいのか?
丁寧に教えて欲しいと心から願っていたと仰っています。